皆さんこんにちは。
もうすぐ9月なのにいまだ暑さが和らぐ気配もなく厳しい日々が続いておりますが、この酷暑をいかがお過ごしでしょうか。
私は、秋の到来を日々待ち遠しく感じながらも職場と家を往復する日々を過ごしております。
さて、私は先日賃貸の更新手続きを終えました。20歳のときにこの部屋に引っ越してきてから、気づけばもう4年。その手続きを終えた瞬間、ふと一人暮らしを始めたばかりの頃のことを思い出しました。
あの頃は何もかもが手探りで不安でいっぱいだったけれど、引っ越しが終わって狭い1Kの部屋に一人きりになった瞬間、自分をちょっとだけ好きになれたことをよく覚えています。
今日はそんな一人暮らしを始めた日を振り返ってみようと思います。
当時選んだ引っ越しプランは、業者さんに前日の夜に荷物を搬出してもらい、翌朝の早い時間に新居へ搬入するというものでした。
このタイプのプランではよくあることみたいですが、前日の作業は予定よりも大幅に遅れてしまいました。私の荷物がその日の最後の回収だったため、他のお客さんの作業がすべて終わってからの訪問になったのです。
搬出作業が深夜に終わり、ほぼ終電のような時間に新居に向かいました。
当時の私はそんな時間に電車に乗ること自体初めてだったので、内心不安で仕方なかったことをよく覚えています。
閉店作業をしてる深夜のスーパーで半額シール付きの惣菜を少し買ってから、日付が変わるころに新居に到着。せっかく寝袋を持って行ったのに、漠然とした不安に埋め尽くされて、結局その夜は一睡も出来ませんでした。
翌朝、なんだかんだ引っ越し作業は無事に終わりました。
引っ越し業者が帰り玄関のドアを閉めった瞬間、急に静かになった部屋の中で段ボールが積まれたままの床に腰を下ろして、しばらく何もせずにぼんやりしていたのを覚えています。
外の音も遠く、部屋の中には自分の気配しかなくて、少しだけ心細くて、でも不思議と落ち着いていました。
最初にしたことは、自分一人分の昼食を作ることでした。
それだけのことなのに、「これからは全部、自分のために、自分でやっていくんだ」と実感した瞬間、ほんの少しだけ自分を信じてみようと思えたのです。
一人暮らしの始まりは、不安と孤独の入り混じった時間でした。
でもその中で、自分で選び自立するということの意味を少しだけ知ることができた気がします。
自由も、自立も、誰かに与えられるものではなく、自分の中から芽生えるもの。
これからも、そんな「ちょっと好きになれる瞬間」を、少しずつ積み重ねていけたらと思います。
記憶を振り返りながら書いていたら思いがけず長くなってしまいました。
今日はここまでで終わろうと思います。
それではまた。