小松菜のブログ

旅したい。

英語学習:ジョージ・オーウェル『1984』その②

皆さんこんにちは。

今日も、前回に引き続きジョージ・オーウェルの『1984年』を使って英語学習を進めていきます。

初回です→英語学習記録:ジョージ・オーウェル「1984」その① - 小松菜のブログ

 

まずは、今回の引用箇所とその翻訳を確認します。

The hallway smelt of boiled cabbage and old rag mats. At one end of it a colored poster, too large for indoor display, had been tacked to the wall. It depicted simply an enormous face, more than a meter wide: the face of a man of about forty-five, with a heavy black mustache and ruggedly handsome features.

私が分からないと思った単語などは赤字で、文にはアンダーラインを引いています。

 

《翻訳版》

玄関ホールは茹でキャベツとぼろぼろになった古マットの匂いがした。突き当たりの壁に屋内に展示するには大き過ぎる色刷りのポスターが画鋲で留めてある。描かれているのは横幅が1メートル以上もあろうかという巨大な顔だけ。45歳くらいの男の顔で、豊かな黒い口髭をたくわえ、いかついが整った顔立ちをしている。

 

次に、単語の意味などを調べる前に書いた私の和訳です。

廊下は茹でたキャベツと古い絨毯の臭いがした。突き当たりの壁には、大き過ぎる室内装飾として色が塗られたポスターが貼られていた(?)。(ポスターには)1メートルよりも大きいシンプルな顔が描かれている。55歳くらいの男性の顔、濃い黒の(?)と(?)ハンサムな(?)。

 

《本日のまとめ》

The hallway smelt of boiled cabbage and old rag mats. At one end of it a colored poster, too large for indoor display, had been tacked to the wall. It depicted simply an enormous face, more than a meter wide: the face of a man of about forty-five, with a heavy black mustache and ruggedly handsome features.

今回は、なんとなく文章の意味は理解できても、”どのように和訳するのか”という点が難しく感じました。また、単語の意味を知らない場合は文意を理解できてないです。

間違えたり発見があった箇所は青字とアンダーラインで示してあります。

 

それでは、単語からチェックしていきます。

  • hallway / 玄関(の広間)、《米》廊下

⇒著者はイギリス人であることに加えて、ここはウィンストン・スミスが屋外から室内に入った直後の場面なので、“玄関ホール”と訳すほうが自然だと感じた。

 

  • a colored poster / 色刷りのポスター、カラーポスター

‣colored / 着色した、彩色してある、色刷りの

⇒”色が塗られた”はどちらかというと”painted / 絵の具を塗った、描いた、彩色した”。

 

  • tacked / tack (vt.) の過去形 / 鋲で留める、取り付ける〈 up, down, together 〉、〈二つのものを〉ちょっとつなぎ合わせる、〔仮縫いで〕縫い付ける〈on, onto〉、仮縫いする〈 together 〉;付加する、くっつける〈 sth to[ on, onto ]another 〉 ( tack / 鋲、留め鋲、画鋲 ) 

‣tack the cloth down to the floor / 床にクロスを鋲で留める。

⇒“貼る”は接着剤などを使って他のものに貼り付けるイメージ。”stick、paste、post"

 

  • forty-five / 45。55じゃない。⇒ケアレスミスはなくそう。

 

  • mustache / 口ひげ、ひげ。(イギリス英語だとmoustache)⇒初見の単語。

 

  • ruggedly [adv.]/ rugged[adj.];でこぼこ[高低]のある、ごつごつした;〈顔つきが〉いかつい、洗練されない、粗野な;〈天候などが〉荒れる、あらしの、危険な;頑丈な、強壮な

‣後ろのhandsomeを修飾しているから副詞の形をとっている。

‣In the mountains of San Gabriel, overlooking the lowland vines and fruit groves, Mother Nature is most ruggedly, thorny savage. / 低地のブドウ畑や果樹園を見下ろすサンガブリエルの山々では、母なる自然は最も荒々しく、とげとげしい野蛮さを呈しています。

⇒初見の単語。

 

  • features / (著しい)特徴、特色;主要点;〈新聞などの〉特集記事[feature story, article];顔の造作の一つ〈目・鼻・口・耳・額・あごなど〉;顔(the face)、容貌、顔立ち

⇒初見の単語。

 

◎辞書の表記について

‣sth. はsomething の略

‣vt. はverb transitive(他動詞)の略。目的語を必要とする。目的語の前に前置詞を必要としない。

‣vi. はverb intransitive(自動詞)の略。目的語を持たなくても文章が成り立つ。

 

depictedやenormousなどの単語は、今年度始め頃に受けたIELTSのWriting練習でよく使った記憶があります。試験からかなり時間が空いてしまった+仕事等で使う機会がないので英語力はかなり下がってしまったのですが、勉強が無駄になってなかったな、と少しホッとしました。

ちなみに今のIELTSスコアはOverall5.5でReadingも5.5です(最低でも6.5は欲しい)。再来年にはまた試験を受けようと思っています。

 

皆さんも良い休日をお過ごしください。

それではまた。

 

 

※勉強するにあたって、ハヤカワ文庫の高橋和久訳『一九八四年〔新訳版〕』とPenguin Random House LCCの『75th ANNIVERSARY 1984』を使用しています。